ノマドとは

みなさんは、ノマドという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ノマドとは、オフィスのない会社や、自分で働く場所を、好きに選択する会社員などのことです。

このような新しいワークスタイルが、新しいワードで、ノマドと呼ばれています。
通常のサラリーマンが味わうような、満員電車での苦痛や、プライベートタイムに食い込んでくる残業から解放されることで、自分の時間を大切にしようというワークスタイルです。
心が豊になる働き方として、ここ近年、注目を集めてきています。

そもそも、ノマドとは「遊牧民」を意味する言葉です。
決まった場所にいつもいるわけではなく、どこでも働ける人のことを言います。
例えば、ノートパソコンがあれば、喫茶店やファミレス、公園などでも仕事が出来ますよね。
また、スマートフォンなどがあれば、インターネットを使えますから、場所を問わず、好きなところで自分の仕事を進めることができます。
この自由な場所は、サードプレイスと呼ばれ、それは、会社でもなく、自宅でもなく、第三の居場所ということです。

ノマドワーキングを目指す人にとって、バイブル的な存在である、「仕事するのにオフィスはいらない」と言う本があります。
この本の著者である、佐々木俊尚氏は、ノマドワーキングをするにあたって、必要なことがいくつかあると述べています。
例えば、集中力や注意力を、自分でコントロール可能にしておくことや、情報もコントロールできること。
それから、仲間との連携や協調をコントロールできること。

ノマドワーキング

ノマドワーキングには、仕事を行う意欲や、仕事への集中力が高まっている時、いつでも、どこでも、仕事が快適にこなせるような環境を常に整えておくことが必要だと言っています。

そのために、クラウドサービスが必要になってきます。
クラウドサービスとは、cloud、イコール、雲のことです。
クラウドコンピューティングを「クラウド」と略して、呼ぶことが、最近は多くなってきています。

その意味は、データなどを、自分のパソコン、または、携帯電話ではなくて、インターネット上に保管しておく方法です。
こうすると、自宅や会社、また、ネットカフェなど、外出先でも、パソコンや携帯電話から、データにアクセスすることが可能になります。
また、自分だけでなく、他人とデータを共有するような、グループウェアとしての使い方もあります。

クラウドサービスとして有名なものは、ChatWorkや、Evernote、GoodReader、それから、DropBoxや、一般の方でもご存知のGmailやSkypeもそうですね。
これらのノマドワーキングの経費は、会社では落ちないことが多いらしく、アンケートでは、80パーセント近い方が、経費扱いにならないと答えているそうです。

また、実際にノマドワーキングをしていて、残業時間は減っていないと回答している方も70パーセント弱いらっしゃいます。
これらのクラウドサービスを使って、ノマドワーキングをしている人の職業ですが、代表的な職業として、自営業者や、デザイナー、また、記者や、エンジニアなどがいます。

ノマドライフ

みなさんは、ノマドライフという暮らしぶりをご存知でしょうか。

現在は、一部の人々の間での呼び名となっているようですが、実践されている人も多いようです。
このノマドライフのノマドとは、ノーマッド、英語で書くと、nomadのことです。
気になるその意味は、遊牧民です。

遊牧民と言っても、ノマドライフを送っている人が、実際に遊牧して暮らすわけではありません。
簡単に言えば、自宅や仕事場に縛られず、自由な場所で仕事をするということです。
放牧するように自由に仕事場を選ぶということでしょうね。
仕事場を選ぶといっても、就職先をころころと変えることではありません。
会社勤めはそのままで、仕事をする場所を、オフィスのデスクから、外出先に変えるだけなのです。

もちろん、ノマドライフを楽しんでいる方には、きちんとした自宅があります。
別に、遊牧民族のように移動しながら暮らしているわけではないのです。
ですが、仕事場をひとつに決めず、あちらこちらで、自由に仕事をしようとする生き方のことを、ノマドライフと呼びます。
通常の会社員でしたら、毎朝、自宅からオフィスへ行き、そこで仕事をして、また夜は自宅に戻ってくる、このような日常になると思います。
これは、当たり前のことであり、会社勤めをしているほとんどの方は、このような行動パターンですよね。
もちろん、営業職や専門職など、オフィスワーク以外の人は、お客さんのところに出向いたり、工場など別の場所に出向いたりすることもあるでしょう。

ノマドライフ

通常、オフィスワークをしている人は、当たり前ですが、たいていがオフィスで仕事をしています。
ノマドライブを楽しむ人は、家から、近くのカフェへ出かけて行き、そこで仕事をしたり、ファミレスで仕事をしたり、ホテルなどのロビーで仕事をしたり、いろいろな場所が仕事場になるのです。

いったん、職場に顔を出して、それから、カフェなどに移動する人もいるでしょうし、外で過ごしやすい気候なら公園だって仕事場になるはずですよね。
このように、ノマドライフは、ノマドワーキングとも呼ばれていて、新しいビジネススタイルということで、注目されています。

もちろん、いくらノマドライフに憧れているとしても、サラリーマンや、大学生にとって、ノマドライフを送ることはちょっと難しいかもしれませんね。
いくら本人が、ノマドライフに憧れて、外で仕事をしたくても、やっている職業上、そのようなことは不可能ということのほうが多いでしょう。
いつもオフィスで仕事をしている人が、外出先で同じように仕事が出来るかといえば、そうではないでしょう。
周囲に必要なものもそろっていないでしょうから、外出先でいつもと同じように仕事をこなすことは出来ないのです。

その点、パソコンひとつあれば、作業が出来てしまう人などは、ノマドライフにぴったりですよね。
例えば、映像制作をしたり、画像編集をしたり、ホームページを作ったり、コンピューターのプログラミングをする人など、エンジニアの人などは、ノートパソコンで仕事が出来るわけです。

ノマドライフ

手元に作業したいデータがあり、パソコンがあれば、わざわざ会社に出勤しなくても、仕事をすることが可能です。
そのような方は公園だったり、カフェだったり、好きな場所で仕事することが可能ですね。
極端な話、在宅でも仕事ができるわけですが、自宅で仕事をしたくないと思う方も多いのです。
例えば、主婦が子育ての合間に仕事をするのでしたら、在宅勤務のほうが便利だと思いますが、その必要がない限り、ノマドワーカーのように、外出先で仕事をしたい、家だと集中できない、という方も中にはいると思います。

パソコンで仕事が出来れば、ノートパソコンの電池がなくなるまでは、外出先で仕事が出来ますから、その間、数時間、カフェや、ファミレス、ファーストフード店などで、集中して仕事するわけです。
ですから、みなさんがノマドライフをしたいと思っても、実際に、ノマドを実践できる人は、職業が限られてしまうかもしれませんね。
例えば、プログラマーのほかにも、ライターや、文筆家、小説家など自由業の人などに向いているライフスタイルでしょう。

とても新しいライフスタイルかと思いきや、仕事をするためにオフィスは不要という、コンセプトのもと、ノマドライフを実践している人もすでにいるのかと思われます。